クルト・トーマス指揮 バッハ コーヒーカンタータ

2019年12月16日月曜日

 今日は、このブログのタイトル「オーディオカフェ」に打って付けの、バッハのコーヒーカンタータを聴くことにします。17世紀末ごろからヨーロッパでは、コーヒーが上流階級からひろまり、この曲が作曲された1732年頃には多くのカフェが店を開き、女性に人気がありました。カフェでは生演奏もされていたようです。
 コーヒーカンタータは、娘にコーヒーをやめさせようとする父と、抵抗する娘の争いで、最後には娘と母が結託し父が押し切られるという詩です。バッハは世俗カンタータと呼ばれるこのような曲も多く残しています。

 
 コーヒー絶賛のアリア 2分間

J・S・バッハ コーヒーカンタータ
クルト・トーマス指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
アデーレ・シュトルテ    ソプラノ
テオ・アーダム       バス
ハンス・ヨアヒム・ロッチェ テノール
録音 1960年  ARCHIV




つづれ織り

 つづれ織り、無地の縦糸に支えられ、色とりどりの横糸が織りなす華やかな模様。織り進むにつれ横糸に隠れていく、逞しいけど少し寂しい縦糸。出来上がる模様を楽しみに、感じたことを色とりどりの横糸として綴っていきたいと思います。

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