アンセルメ指揮 カルメン組曲

2019年11月12日火曜日


 今日は久しぶりの雷雨です。秋も深まり、日差しもなく少し寒くなってきました。秋色に染まった葉が強い雨に打たれ散っていきます。気分も沈んでいきます。こんな時に聞きたくなるのが、アンセルメ指揮のカルメン組曲です。オペラの悲劇的な結末に同感はできませんが、オーケストラが単独で演奏する組曲は前奏曲や間奏曲が主で、オペラとは別の作品と思っています。フラメンコを彷彿させるアンセルメの力強く華やかでかつ軽快な演奏を聴くと、いつも元気が湧いてきます。
 
 冒頭とラスト約2分の抜粋です

エルネスト・アンセルメ指揮 スイス ロマンド管弦楽団 
ビゼー作曲 カルメン組曲  発売キングレコード
(DECCAからCDも発売されています。録音1958年。LPはLONDONのレーベルですが録音はDECCAなので多分同じ録音と思います。収録曲はすこし違います)

1. 1幕への前奏曲
2.
4幕への前奏曲 (アラゴネーズ)
3.
3幕への前奏曲(間奏曲)
4.
2幕への前奏曲 (アルカラの龍騎兵)
5.
密輸入者の行進
6.
ハバネラ  
7. 衛兵の交代
8.
ジプシーの踊り

つづれ織り

 つづれ織り、無地の縦糸に支えられ、色とりどりの横糸が織りなす華やかな模様。織り進むにつれ横糸に隠れていく、逞しいけど少し寂しい縦糸。出来上がる模様を楽しみに、感じたことを色とりどりの横糸として綴っていきたいと思います。

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